心の整理と死生観について:私は子どもカサンドラ

辛かった幼い頃の自分の気持ちを押し隠すのをやめて、受け入れ認めながら、今までを振り返りつつ、生涯をかけて、心の整理をし、これからの生き方・考え方を私なりに模索していくブログです。

私はカサンドラシンドローム


私の、重たい内容のブログを

見にきてくださってありがとうございます😭



少し前の記事に書きましたが、


Kindleで電子書籍を色々読み漁る中、

AIが紹介してくれた

「私の夫はアスペルガー」という本。

何冊も出版されています。

読みながらも、


もしや?と思いながら、

ネットで調べていくうちに、


「親がアスペルガーの子ども」

という内容の書かれたものを見つけました。


親が、こういう傾向を持つ場合、

子どもの人生は過酷なものになる、と

精神科医の先生が書いていました。


共感することができない

人の気持ちがわからない

(傷つく言動であることがイメージできない)


こういう特性を持った人が、

伴侶であったり、家族・職場にいて、


その相手が、

夫・妻・子ども・家族・同じ職場

の場合、


「カサンドラ症候群なるもの」に

陥る場合が多いそうです。


私の場合、

親の共感能力・想像力が低いことで、

子ども時代、

感情を共有したり、共感を得られずに

育ってきてしまいました。

今現在も、それは無理に等しいです。

接し方を変えないと、理解できない、

疲れます。

ストレスで押しつぶされながら

生きています。


つまり、親が無自覚にも、故意でないにしろ


子どもにとっては

「愛情に枯渇した状態」で、

育っていかなければならなかったことの結果が


今の私です。


まさに、これだった。


アスペルガーの親の元で育つ子ども。


このつらさは、


周りにはなかなか気づいてもらえない。


例え自分から周りに話しても、

なかなか、

本当の意味での理解をしてもらいにくい。


それが、何より孤独感を募らせます


ただ、

私の場合は、半世紀を過ぎて、

機能不全家庭で育ってきた友人が、

私の苦しみを全部聞いてくれて、その上、

本当の意味での理解をしてくれたから、

かなり救われたのです。


子どもの場合は、

精神がどれだけ疲弊していても

放置されたまま、

苦しいことさえ、自分が悪いからなんだ

と思うしかないまま、

成長していくことになります。


これらの苦しみが積もり積もって、

心身の不調をきたす状態になっていきます。


無気力・鬱、依存症、ヒステリー

などなど、、、双極性障害も、含まれるようです。


こういうことは、心が壊れてしまい、

成人してから気がつく人も多いのだと、

精神科医の先生がおっしゃっています。


「カサンドラ症候群」 


カサンドラ症候群について初めて言及したのはローリー・レイトン・シャピラ

という心理学者。


パートナーの共感能力・想像力が低いことで、感情を共有したり共感を得られないために

心の通い合いが乏しくなり、

心身の不調をきたすのを、

こう呼ぶようになった。


カサンドラというのは、

ギリシャ神話の中に出てくる人物で、


自分に置かれた状況を、

他人が理解してくれないというところから、

使われるようになったとのこと。


悲しいかな、その状況が、

まるで自分のことそのままです。


でも、ようやく、

ことの状況を把握することができてきました


目を通してくださってありがとうございます


多生谷 ゆり


追伸:


表面からは、

その子の本当の家庭環境なんて

わからない場合が多い。

愛情たっぷり育てられてきたように思われていても、実情は、、、こういうケースは

たくさんあるのかもしれない。