私のエンディングノート
50代前半の人間に、「エンディングノート」
というのは早過ぎる?妥当?
考え方は色々かなと思うので、
どちらがいいとか悪いとかでも
ないだろうと、私は思います。
父が地元の家(私の実家)をとりあえず
そのままにして、当座のものだけ宅急便で
送り、私の住む家に来ています。
母の遺骨を納めている実家近くのお墓の
話になり、私の代まではできるところまでは、しっかり維持するけれど、子どもたち(孫)には一切負担はさせたくない旨を伝えました。
以前なら聞く耳も持たず、完全スルー(完全無視)
な父でしたが、
今回は、
なぜか父はこだわりを顕にせずで、
私は、やっと自分の考えるエンディングノート
(亡くなった後のこと)について
話すことが、初めてできました。
私はできるならば「ドナー登録」をしたいこと
(これは夫の賛成を得てないので未登録状態ですが)、
死後は、
自分の亡骸を、
医療に役立てられるのであれば、
(医学生の練習台になってもいい)
差し出したいと考えていること、
(これは未登録ですが、今のところは夫の反対はない) そして、もしも
要らない部位が出たら、
残りは循環葬(お寺で所有する森などに散骨)
を希望していること、
墓碑もなくていい、
地球にお返しする、
森の再生に役立てられるのであれば、
そうしたい、
という事を話しました。
それは一般的ではないと父は言いましたが、
私は自分の考えをハッキリ言いました。
帝王切開の手術は、たくさんの症例を経て
無事に出産ができたのだと思う、
自分の身体も死後は何かしら
医療に役立てて貰いたい、
と思っているからだ、
たとえ一般的じゃなくても、
私はそういう選択をしたいの。
と父には伝えました。
私は、
子どもたちを帝王切開で出産しました。
1人目は、逆子、しかも臨月近くの時期に
心音が下がっているのがわかり😰
そのまま帝王切開で17日ほど早く
出産しました。
2人目も、逆子、普通分娩をする人もいるが、
最終的には帝王切開に切り替わる場合が多く、普通分娩で体力がかなり落ちた状態での
帝王切開になる、
ただ、どういう形でも選べるよ、
とお医者さんから言われ、
私は体力に自信がなかったので、
始めから帝王切開に。
臨月、予定日間近、
緊急の帝王切開手術が入ったとの事で
お医者さんから依頼の電話が入り、
予定日を過ぎての出産になりました。
「とつきとおか」以上、
お腹にて成長したからか?
とても身体が大きく、
2ヶ月の時には既に、
しっかり首が座っていました。
(多くの子はグラグラかと思いますが)
2人目は、
大学病院でしたので、
お医者さんと助産師さんのたまごの
学生さんから、
「手術を見学させてもらってもいいですか?」
と、手術前に病室に来られて、
頼まれました。
私は即答で「はい(どうぞ役立ててください)」
と。出産後、また病室にお二人で
お礼を言いに来てくれた思い出があります。
「俺にはそうしないでくれ」と
話してきたので、
「もちろんだよ、これは私に限っての事」
と念を押しました。
「役立てられない」と言われない限りは
少しでも役立てほしい、
それだけは、絶対に変えることはないと
思います。
生前、
母にもそれを、しっかり伝えたかったな。
読んで頂きありがとうございました。
ゆり
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